青色申告と白色申告
青色申告
青色申告とは、複式簿記に基づいて取引を帳簿に記録して、その帳簿を元に税金を計算し申告をすることです。
以前は申告書の表紙が青かったため青色申告と呼ばれています。
複式簿記による正確な帳簿の記帳義務が求められる分、税金を安くするための特典が得られます。
青色申告を行うには事前に「青色申告承認申請書」「開業届」を提出している必要があります。
白色申告
白色申告とは青色申告以外の確定申告の方法です。 青色申告に必要な複式簿記による帳簿を記録していない場合や、青色申告の事前承認などを得ていない場合、の申告は白色申告となります。
青色申告と白色申告の違いや特典
青色申告 | 白色申告 | |
---|---|---|
事前の申請手続 | 必要 | 不要 |
帳簿の記帳方法 | 複式簿記 | 簡易簿記 (所得300万円以下は法律上の貴重義務なし) |
添付する計算書 | 青色申告決算書 (貸借対照表含む) | 収支内訳書 |
青色申告特別控除 | あり(65万円) | なし |
その他 | 3年間の損失の繰越控除 各種引当金の繰入 減価償却の特例 など | なし |
所得が高い人は青色申告をすべきでしょうが、所得が低い人は白色申告で簡単に済ませてしまった方がいいかもしれません。
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